そうそう!
涙目、ガクブルになりながら、印度を目指したところでした。
印度でも2回ほど死にかけましたが、今回の話の主題ではないので、また機会があったらということにしましょう。
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さて、何とかこの旅も無事(?)終え、在星中に賃借していたHDB(シンガポールの公営住宅)に戻って来ました。
それから(確か2週間程度位後だったと記憶しているのですが)、印度から何やら手紙が届きましたよ。
印度で知り合った友人から早速手紙がキター!
ああ、俺の人生ってハートフルで素敵♡
封筒を開いてみると、「なんだか秘境みたいな雰囲気の薄暗い森で、たくさんの子供達が遊んでいるような写真」が数枚と「木で作られた数珠」?
手紙がある。
拝啓
タイでは大変お世話になりました。
あなたが寄付してくださった浄財で、村の子供達の生活が随分助けられました。
喜んでいる子どもたちを見てください。
なんとかかんとか。
今度、是非私たちの村に遊びに来てください。
その際、US$2000ほどお持ちいただければ皆とても喜ぶと思います。
なんとかかんとか。敬具住所 なんとかかんとか,Kashmir, India氏名 なんとかかんとか
おっ、わざわざ礼状をくださって・・・・・・
っておい!
貴様かあぁぁぁーーーーー!!
なんか、色々おかしいだろ!!!
カシミールから、出稼ぎに来とったんかいな!
警察にも訴えとるんだけど!!!
あれは、どういう魔術なんだっ?
あの「good man」って、バカにしてんの?
なぜ、俺を狙った?
本気で2000ドル持って来いって言ってんのか?
でもって・・・
俺の住所、なんで知っとるの?
・・・
俺は、この壮大な大魔術から何を学ばなければならないのか?
この手紙は一体何なんだ?
おしまい
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最近、ふと思い出しました。
この一連の出来事にどんな意味があったのか、未だに謎です。
でも、あの写真と数珠は捨てなきゃよかった・・・
味があったけど、あの時は、頭にきてたからなあ。